フィレンツェ、電車大遅延の巻
フィレンツェを去り、今はバーリにてマテーラ行きの電車を待っています。
フィレンツェ からバーリまでは、トレンイタリアでボローニャに向かい、ボローニャにてバーリ 行きの夜行列車に乗り換え、の予定でした。
3/2 21:11 フィレンツェ 発
21:45 ボローニャ 着
22:00 ボローニャ発
3/3 06:11 バーリ 着
慣れない土地、構造の分からない駅だということを考えると、乗り換え時間15分は中々タイトな、このスケジュール。
この日に限って、(おそらく)北イタリア全域の降雪・積雪の影響でほぼ全線が大幅な遅延。
21:11発の電車も例外なく、10分遅れている様子。しかし、遅れているのを待っていたら夜行電車に100%間に合わない…駅泊とかまじ無理…だって、女の子だもん…☆と焦り、困惑する乗客たちに大人気のトレンイタリアの社員たちを強引に捕まえ、必死の形相で、
「ど、どないすればええねん…!と、トランスファー出来んかったらヤヴァイねん…!」(※脚色してます)
と問い質したところ、
「ベネチア行きの電車(元々は20:48発の35分遅れ)に乗せてもらえるよう、コンダクター(日本でいう車掌さん)に相談して」
とのご回答を頂きました。
ごんてぃ、走りました。フィレンツェの駅をキャリー転がしながら走りました。
プラットフォームに着くとまだ電車は到着しておらず、ドキドキしながら車掌さんが来るのを待ちました。
電車がついて、コンダクターらしき人を探し、それっぽい眼鏡のおじさんにコンダクターか尋ねると(ここでもめっちゃ必死)、
「(ちょっと驚きながら)いいや、違うよ、このお姉さんがコンダクターだよ」
と、お隣の女性へと案内してくださいました。私はもう、何が何でもこれに乗らんとあかんのや!!と必死だったので、コンダクターさんも優し〜く、乗車を了承してくださり一件落着となりました。
イタリア語も分からない、イタリア電車の常識も分からない中の大遅延って怖いですよね。
もし、そんな場面に遭遇しても、焦らずスタッフに尋ねてください。いや、普通に焦るけどな。
というわけで、次回、待望のマテーラです。
PS フィレンツェ では、アカデミア美術館と現代美術館、買い物しかしてないので後ほど更新します。